ぼくらの七日間戦争1
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ぼくらの七日間戦争

 
 

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(1985年4月刊)

★内容紹介

 ある夏休み、中学一年生二二人が忽然と消えてしまった。
 消えたのは、東京の下町にある中学校の一年二組の男子生徒全員。
 事故か、誘拐か。
 あわてふためく親、そして教師たち。
 中学生たちは、荒川の河川敷にある廃工場に立てこもり、大人たちに叛乱を起こしたのだった。
 それは、体罰や管理教育をする教師たちや、勉強ばかり強いる親を含めた大人たちに対する叛乱であり、たてこもった工場はそのための解放区となった。
 ところが、仲間の柿沼が、工場に来なかった。誘拐事件にまきこまれていたのだ。
 たてこもったぼくらの仲間は、誘拐犯人をつかまえるため、工場の外にいる女子生徒たちと協力し、追及する警察を尻目に大作戦を展開、みごと誘拐犯を取り押さえ、柿沼を救い出す。
 さらに、老人ホームに天下りする校長、土建会社の談合にからむ市長選挙汚職、たたかう意欲をすっかり失った全共闘世代の親たちに、スルドク切り込む中学生たち。
 彼らは工場の中で出会ったやさぐれの瀬川老人から知恵を伝授され、よりいっそうパワーアップしたいたずらで大人社会の汚い部分にたたかいを挑み、大人たちをきりきりまいさせていく。
 たてこもって一週間、工場に侵入する警官隊を出し抜き、秘密の脱出口から、見事抜け出したぼくら中学生たちは、七日間のたたかいの集大成の花火を打ち上げる。
 たてこもりの中学生の中心メンバーとして登場した、菊地英治、相原徹、柿沼直樹、佐竹哲郎、谷本聡、宇野秀明、日比野朗、安永宏、中尾和人、立石剛、天野司、小黒健二、秋本尚也、中山ひとみ、橋口純子、堀場久美子らは、その後の、『ぼくら〜』シリーズの主役として大活躍をすることになっていく。
 本作品は、菊地や相原をふくめた「ぼくら」の仲間たちの、大人へのたたかいのデビュー戦であり、『ぼくら』シリーズの記念すべき第一作である。



★隠されたメッセージを読む

 この作品はシリーズ第一巻目で、たくさんの隠されたメッセージが込められているが、ここではシリーズに一貫している最大のキーワード取り上げたい。
 それは“友情”である。
 いよいよ間近に迫った夏休み。
 夏休みといったら誰でもが思い起こす、夏休み前日のわくわくする瞬間。あれもやろうこれもしようといろいろな計画をたててみる。
 ところが、その夏休みに、子どもだけで何かとてつもないことをやらかしてしまった「ぼくら」の仲間たち。
 廃工場にたてこもった七日間、「ぼくら」の仲間はさまざまなことを経験した。今まで言いたくても言えなかった大人への不満、ずるい大人たちの悪を暴き出したこと、誘拐事件を解決したことなど…。
 しかし、一番大事なことは、友達同士で力を合わせて何かをやったことだ。
 廃工場の中は電気がないので、テレビも見ないし、勉強もしない。
 だから自然にみんなと喋りあう。
 風呂はないから、素っ裸になって消火栓の水をみんなで浴びる。
 夜、背中に触れるコンクリートのあたたかさを感じ、夜空を眺めながら天の川を見たり、星について語り合ったひととき。
 朝はお日様と一緒に起きる。
 お互いに助け合ったり、思い合ったりした七日間こそが、「ぼくら」の友情そのものなのだ。
 今、一人で悩んでいる人がいたら、この『ぼくらの七日間戦争』をすすめます。
 友情のあたたかさを、素晴らしさを、この作品の全面から感じてほしいから。
(ボクプロ)


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