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| 2001年12月 | ||
| ★毎日ではありませんが、気まぐれ的に書いています。 | ||
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12月30日(日)
まもなく1年が終わる。 1996年に読売新聞社から出版した『奇跡売ります』が徳間文庫から出版される。新年早々に書店に並ぶことだろう。まだ読んでない人は、ぜひ買って読んでほしい。 このサイトでやってきた「ぼくらはどう生きるか・フォーラム」の掲示板を年内に終了することにする。ぼくがたてたテーマに多くの人が書き込んでくれたことに感謝したい。みんなからの書き込みをもとにして、来年早々にも本にすることが決まった。掲載者にはあとで、ボクプロスタッフからメールで連絡が行くので、住所や本名などを教えてほしい。 12月25日(火)
この間、川口市の芝園中学で講演したのだが、そのときの感想文と写真が送られてきた。そのうちの一つだけ紹介する。 芝園中学のみなさん。来年をいい年にしよう。 「宗田先生のお話を聞いた感想」 草野絵里
12月24日(月)
クリスマスイブ。ぼくが大学に行っていたころは12月になると街にはジンぐルベルやホワイトクリスマスの音楽が絶え間なく流れていた。数年前までは戦争していた敵国の歌を平気で歌う日本は節操はないものの、たくましい生活力にあふれていた。みんな豊かになろうと必死に働いていた。 何年だったか忘れたが、錦糸町のお菓子屋であめを包装するアルバイトをしていた。理由は飴が好きなだけ食べられることと、白米のご飯が食べられるからだった。みんな飢えていたのだ。その当時は森永や明治はまだ復活していなかったので、錦糸町がお菓子の生産地で、バラック建てのお菓子屋が軒を並べていた。 仕事を終えて錦糸町駅のホームに立つと、街からクリスマスソングが流れてきた。カバンのなかにはもらってきた飴がいっぱい。それを下宿に持って帰ると、いっしょに下宿していた友人がむさぼるように食べた。彼は数年前に他界したが、その姿をいまでも思い出す。そのころは甘いものがなかったのだ。 そんな時代が過ぎて昭和三十年代になると、クリスマスイブは三角帽子をかぶり、ケーキの箱を持ったサラリーマンが街にあふれた。喫茶店に入るとクリスマス料金といってコーヒー代が倍になった。それにくらべると、いまのクリスマスイブは落ち着いている。それだけ成熟したということか。 12月21日(金)
このところ本の整理をしていて、筋肉痛になってしまった。来年の企画に合わせて本を並べ替えたのだが、作業しているうちに読みはじめたり、新しい企画が浮かんできたりして、なかなかはかどらない。 「ぼくらはどう生きるか」を来年から共同通信で連載する。地方紙に配信されるので、目にとまるかもしれない。これは来年の春に単行本として角川書店から出すつもりだ。そういうこともあるので、このフォーラムは今年いっぱいでうち切ることにする。来年からは新企画をはじめようと思うが、それは間もなく発表する。 今日は「ぼくらのランドセル探偵団」の発売日である。サイン本を申し込んだ人にはもうすぐ着くはずである。(うっかりシオリを入れ忘れてしまった。届かなかった人にはすぐに郵送します。) 今日新宿に出て、二人でレストランで食事した。支払いをしようとしたら、クジを引けと言う。二人だから二枚引いた。そうしたらなんと、一等賞と二等賞が当たってしまった。こんなことは生まれてはじめてである。これはいったいどういうことだ?交通事故に気をつけなくては。 12月9日(日)
新宿の紀伊国屋で高橋和夫先生の『アメリカとパレスチナ問題」(角川Oneテーマ21)を見つけたので早速買った。読みやすい本なのですぐに読んでしまった。高橋先生の専門は国際政治なので、中東のことはいろいろと教えていただいている。この本はアメリカの外交政策とイスラエルの政治がわかりやすく書かれているのでおすすめである。テロの背後にあるものが見えてくる。この本の隣に『連鎖・児童虐待』(東京新聞特別報道部)と『「エシュロン」アメリカの世界支配と情報戦略』(産経新聞特別取材班)。どちらも角川Oneテーマが並んでいた。面白そうなので買ってしまった。 それから上の階に上がってイラン関係の本を4、5冊買った。これでリュックはいっぱい。頭もイランのことでいっぱい。 12月8日(土)
1941年12月8日。この日、日本はアメリカに宣戦を布告した。真珠湾攻撃は不意打ちだったと、今度のニューヨークの爆破テロと重ね合わせて、アメリカではブッシュ大統領が演説しているが、日本では日米開戦を報じているメディアは少ない。 ぼくは60年前この日のニュースを学校で聞いた。中学1年であった。ヤッタ、ヤッタとみんなで歓声をあげた。4年後には日本中が焼け野原になるとは夢にも思わず。 日本も戦争に引きずりこまれたのだが、今度のテロにも同じことを感じる。今メディアはテロが悪いの一色だが、インターネットを見ると、アメリカでもちがう考えを持っている人たちがいることがわかる。そういうことがわかるのが情報時代なのだということが面白い。 12月7日(金)
川口市の芝園中学に講演に出かけた。ここは200数十名の小さい学校だが、こじんまりしていい感じだった。 3年生の教室でみんなといっしょに給食を食べた。食パン二枚、さけのムニエル、野菜スープ、牛乳。それにデザート。 ぼくの子どものころは給食などなかったので、中学に講演に行くときは、たいてい生徒といっしょに給食を食べることにしている。みんな食べるのが早いのにおどろいた。食事が終わってから、みんなが持ってきた色紙にサインした。 来年は高校受験をひかえた3年生なので、「合格するぞ」「がんばれ」「合格おめでとう」なんてものも書いた。中学生たちと笑ったり、話したりするのは楽しい。みんなにいい未来をとつい思ってしまう。 12月6日(木)
朝日新聞社と角川文化振興財団による文庫による読書感想文・表現コンクール「BunBun大賞」の選考委員をここ数年勤めている。その最終選考会を午後4時から行うために、築地の電通本社に出かけた。 ぼくは読書は楽しいことが前提だとおもっている。読書感想文は、読んで面白かったら、それの感想をいかにうまく書くか、その技術だと思っている。大人が見ていい本ばかりを選ぶなら、課題図書コンクールにすればいいのだ。そういうことを考慮しながら選んだ。 読書はまず楽しくなくっちゃ。大人が「これはいい本」と思うのは、だいたい子どもにはおもしろくない。逆に、子どもがおもしろがって読む本は、大人が眉をひそめる。ストーリーがハチャメチャな絵本を小さい子どもたちは「キャーキャー」言って喜んでいる。それを見て大人はどこがおもしろいのかと不思議がる。大人になると子どもの心を失ってしまうらしい。哀しいね。 12月4日(火)
17時時30分から虎ノ門で恒例の「イランを語る夕べ」があったので参加した。 いつものイランに詳しい人たちと歓談しているうちに、I社のNさんから面白い話を聴くことができた。 この会には何度もオブザーバーとして参加しているのだが、これまでは模索している段階だったが、今夜はこれだと閃くものがあった。イランを舞台にした国際経済ミステリー。『未知海域』の系譜だ。面白いものになりそうな予感がしてきた。ただしかなり体力は要る。これまで準備はしたので、年が明けたら早速取りかかろうと思う。 アレズさんの弟のベヘナム君に会った。今年留学のために来日したというのに日本語のうまさに感心する。 「ぼくら新聞」の最新号が出来たそうだ。今号でウエンツさんが就職活動のため退任するという。新しいメンバーを募集中とのこと。関心のある人は参加してみたらどうだろう。 ●「ぼくら新聞」 12月3日(月)
もうあと1カ月で、この1年も終わる。チョット早いが忘年会を新宿で。若い編集者や、ボクプロスタッフなどが集まって楽しいひとときを過ごした。Nさんもいつものようにゆっくりやってきた。新婚のTくんはまた少し太ったかな。つい先日、結婚1周年を迎えたMさんも元気そうだが、ちょっと痩せたかな。Mさんの妹は秋田から上京して、東京の法律事務所で働いている。弟がぼくの大ファンだというNAGUさんも来てくれた。大成功したたこ焼き屋をやめて、一転作家を目指してがんばっているSさん、来年はどんな作品を書いてくれるかな。途中で退席したアレズさん、日本語にますます磨きがかかったね。ゲストに呼んだ大学卒業間近の姪っ子たちよ、就職難なぞ吹っ飛ばせ! ボクプロのNさん今年もご苦労様、新企画で読者をワクワクさせよう。それぞれの顔を忘れない、いわば恒例の顔見世興行。さてさて、みんなにとってはこの1年はどうだったかな。 |
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