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| 2002年3月 | ||
| ★毎日ではありませんが、気まぐれ的に書いています。 | ||
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3月28日(木)
いま『ぼくらはどう生きるか』の仕上げをしている。最近の政治家たちのモラル崩壊を見せつけられて、子どもたちは本当に「ぼくらはどう生きたらいいか」悩むにちがいない。 ぼくの名古屋の家の近くにある中学校の塀にこんなことが書いてあった。 SYONBEN禁止 たばこすてるな わたしたちは見ているこの中学校のわきには自動車が違法駐車して昼寝している。そこで立ち小便やたばこの投げ捨てをやるにちがいない。 こんな大人たちを放っておいて、子どもに道徳教育もあったもんじゃない。『ばくらはどう生きるか』はぜひ大人も読んで、子どもたちの生の声を知ってもらいたい。5月に角川書店から出版する。 ところで、3月25日発売の「週刊文春」臨時増刊号の特別付録CD-ROMの「週刊文春記者の活用サイト集公開」にボクラ・コムが掲載されていた。 3月24日(日)
作者不明の五章の詩 それぞれの章が一つの姿勢をあらわしている。あなたの心の姿勢はどの章だろう。 「五章の自叙伝」 「笑いの治癒力」 アレン・クライン 創元社
3月18日(月)
ボクラコムでは、旧作の小説を有料で配信している。また新作の小説『ぼくらの悪魔教師』や『ぼくらの特命教師』も有料配信している。これまでにも多くの方が購入してくれた。この場を借りて、お礼申し上げます。郵便局にわざわざ足を運んでくれて読者のみなさん、ありがとう。 さて、これまでは郵便振替とビットキャッシュの2本立てで決済を受け付けてきたが、本日より新たにWISPという決済システムを導入した。このシステムは、購入したい作品をクリックするだけで簡単に決済できるもので、みんなが加入しているプロバイダ(ISP)から自動的に引き落とされるようになっている。とはいうものの、この便利な機能の恩恵にあずかれるのは、あくまでもWISPに加盟しているプロバイダのみだ。実際にはまだ、加入プロバイダは少ない。また、加入しているプロバイダであっても、クレジットカード決済のみにしか対応していないところもある。みんなの入っているプロバイダが加入していれば、ぜひ使ってみて欲しい。 なお、ビットキャッシュもコンビニのスリーエフなどで販売がひろがり始めているようだ。販売している近くのスリーエフがあれば、ぜひ利用して欲しい。 ●詳細は ・WISPのページへ。 ・ビットキャッシュ、スリーエフ販売地域紹介ページへ 3月11日(月)
『社会悪のルーツ』(ドナルドW・ブラック/毎日新聞社刊)という本を読んだが、これはおもしろい。サブタイトルに「ASP(反社会的人格障害)の謎を解く」とあるが、これは反社会的な行為をしても、普通の人のように過ちを自覚しない、つまり人格の「芯」の部分で、していいことと悪いこととの違いがわからないことを言っている。 人間の人格の中で最も重要な部分、つまり「モラル」というものが欠如、あるいは未発達のままであるように見える。この「モラル」こそ私たち人間を人間たらしめ、人間が社会を構成し、その規則や義務にそって生きることを可能にしているものであり、これこそ人間性のなかで欠くことのできない重要な部分であると述べている。 最近の事件にはASP人間ばかりでその根元は「モラルの欠如」と「極度の自己中心性」にあるといえる。どうしてこんな日本人になってしまったのだろうか。 こういう時代に大人が子どもにモラルの教育ができるのであろうか。しかしだからこそ、モラルを子どもに教えることは大切だと思う。今、出版をすすめている『ぼくらはどう生きるか』はそんな思いをこめて書いている。 3月8日(金)
埼玉県戸田市の戸田東中学校に出かけて、今年卒業する3年生に話をした。ここは生徒数が120人なので、図書室で顔をつき合わせて話した。このほうが話しやすい。前日公立高校の発表があったのでみんな明るい顔をしていた。これから入学まで一ヶ月近くあるのだから明るくなるのは当然かもしれない。 高校に入ったら本当に自分の好きなものを見つけて勉強するといい。57年前の3月10日は東京大空襲のあった日である。その年この生徒たちと同じ年の子どもたちが、自分の体に爆弾を縛りつけてアメリカの戦車に体当たりする訓練をした。ちょうどニューヨークの自爆テロみたいに。そんな話を彼らはどう思って聞いたのだろうか。 健康そうな女子生徒に、そのままの体型を維持してダイエットなんかするな、骨粗鬆症になるぞと警告しておいた。 3月5日(火)
しばらく日記を休んでいたけれど、2月はずっと戦時中の子どもたちを主人公にした『少年の目』の取材と執筆の追われていたためで、舞台となるのは昭和18年から戦争のおわる昭和20年までの三河である。東京から転校してきた少年と田舎の少年との交流。 そのころはモノもなく、自分の親しい人たちが次々と死んでいった。それだけに、親とも先生とも、友だちとも、いつ別れがやってくるかわからないので、その関係は濃密であった。豊かさの代償としてそういうものを失い、虚ろな目をしている現代の少年たちに、当時の少年たちの目がどんなに輝いているか知ってもらいたくて書いている。完成は3月いっぱいの予定。 |
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